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本日、レビューさせていただく作品はこちらです!※レビューは3分あれば読めます。

二輪乃花 著者・宇河弘樹 芳文社
IMG_20160511_104851二輪乃花 (まんがタイムKRコミックス)
※絵はctrlボタンを押しながらクリックすると別窓へ。そこから、なか見!検索でチェックできます。

二輪乃花は短編3作と、巻末ふろく著者のアイディアノートが収録されています。

~各短編タイトル・あらすじ

『コブリアワセ・前後編+後日談』

・終戦後、亡くなった母の実家に引き取られることになったエリ。そこで『コブリアワセ(亡くなった伴侶の後を、その妹や弟が引き継ぐ風習)』により、亡くなった母親の妹であるミヤコと出会う―。

『ニリンソウ』

・同じ寮に住む『都奇田ふら子』と『姉茶川茂音』。茂音(もね)がかまってくれないことに拗ねたふら子は、お互いの足を手錠で繋いでしまい―。


『Walk wit me・全後編+after』

・舞台は冷戦時代(おそらく)の炭鉱のあるヨーロッパの小さい町。そこで暮らすマルリィとウェンディ。お互いに家庭に問題を抱えており―。

ウェンディとマルリィ
IMG_20160511_104825

~管理人の主観によるレビュー~


独特の絵が素晴らしいです!!なか見検索でご覧になっていただければ伝わると思いますが、この独特のタッチに感動しました。管理人自身が絵を描けるわけではないので、絵に関して触れることは少ないのですがそれ程良かったです。

この絵+あらすじで触れたシュチエーションがあり、『コブリアワセ』『Walk wit me』は劇場作品の様な落ち着いた雰囲気の中にひっそりとだけれど、力強く存在する百合といった感じです。後日談、アフターは対照的にライトな感じになっています。
『ニリンソウ』は上記2作品と違って、コメディ色のある百合でした。

明るいラブコメの様な百合がメインではないので、そっち系が好みの方には向かないかもしれません。色々な百合作品に触れて、一歩踏み込んだ人向けかなと思います。

巻末ふろくにあったアイディアノートの作品がどれも面白そうなプロットでした。著者がまた百合作品を描いてくれますようにと願ってます。

本日も最後まで閲覧いただき誠にありがとうございました(*´ω`*)
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