今回は前作の最低女神でファンになった井村瑛先生の短編集を紹介させていただきます。※この記事は5分あれば読めます。

イノセントノイズ 著者・井村瑛 (○twitter) 一迅社
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 イノセントノイズ (IDコミックス 百合姫コミックス)
絵はamazonのなか見!検索でチェックできます。

イノセントノイズは短編6作、番外編1作、中表紙にアフターストーリーの7作+αで構成。

~短編タイトル・あらすじ&管理人の一言

『音楽なんてどうでもいい』

・社会人×歌手。人気歌手のルッコ(下田るり子)のアルバムを店先で手に取る『鈴代あかね』。画面に映し出されたルッコのPVを見ながら、ルッコと初めて出会った時のこと、2人で過ごしたを思い出す―。

冷たく突き放すー♪愛もあーるさー♪某アニメの歌詞が思い浮かびました。

『羊と氷菓・前編・後編』

・女子高生×女子高生。夏休みも明けた頃、コンビニでアイスを買いに来ていた幌乃(ほろの)と羊子(ようこ)。ふと、その時に羊子から告白される幌乃。一度は断るものの羊子が気になり、そんな様子を見ていた幌乃の幼馴染みである千晶は―。

あらすじでネタバレしてる気もしますが、女子高生の甘酸っぱさあり、切なさありの三角関係。

『ナツヤスミ』

・女子大生×女子大生(?)。毎年、大学生である千尋は帰省する。それは心友であった奈津のお墓参りのため―。

管理人が、この短編の中で一番好きな作品。確実に好きな短編Best5にランクインします。

『天使がいた日』

風俗で働く詩織(しおり)。仕事中に客とトラブルになり、ふと過去を思い出す。初めてキスを交わす約束をした、美波と過ごした日々を―。

好き嫌い別れる短編だと思います。管理人は好き。

※ネタバレ注意。この作品の設定について(コピーすると見れます)
単刀直入に書くと詩織が風俗で働くようになった原因が、性的暴行を受けるというもの。そういう設定を不快に感じる人は読み飛ばしておkかなと。
本編は超絶BAD END。それが嫌な方は中表紙を見ると、別の世界線?(アナザーアフター)の2人が見れます。

『美しくなる日』

・社会人×社会人かな?。同棲をしている『ふみ』と『陶子(とうこ)』。陶子の美しさにコンプレックスを感じるふみが、共有している(であろう)パソコンの画面で見たものは―。

大切なものは目に見えないことが多いですよね。

『音楽なんてどうでもいい・sideるり子』

・大学時代のるり子とあかね。

そのまんま、るり子sideの話し。

『天使がいた日』のワンシーン。
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~管理人の主観によるレビュー~

 
まず初めに一言。なぜ絵のタッチを変えてしまったのか(´・ω・`)

例えるなら大好きなアニメの2期決定!!うっひょい♪→キャスト総入れ替え(白目)。

管理人の希望としては、最低女神の頃の絵で見たかったですね。
逆に言えば絵が最近の感じに近くなり、これはこれでありかなと。ストーリーも伝わりやすく、読みやすいかと思います。
様々な女の子たちのイノセントノイズ(管理人的訳・相手を想う故の、純潔な心の中にある傷みや葛藤)を感じたい方には特にオススメの一冊となっております。

本日も最後まで閲覧いただき誠にありがとうございました(*´ω`*)
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