本日はNKJK 全2巻の感想いきましょう。前からさっとあらすじを読んで、気になっていたNKJK。先月のkindleポイントセールで思わず大人買いしてしまいました。

NKJK 全2巻 吉沢緑時 アクションコミックス

※Ctrlを押しながらクリックして試し読みがオススメ。

NKJKって、どんな漫画? あらすじ

・西宝夏紀(さいほう なつき)の幼馴染であり親友の、富士矢舞(ふじや まい)が不治の病で入院してしまう。

・舞を救うためには人体の免疫力を高める『NK(ナチュラルキラー)細胞』の活性化が必要だと知った夏紀。

・NK細胞を活性化させるために必要なものは『笑い』。真面目な夏紀はお笑いを研究し、舞を笑顔にするため奮闘する―。

NKJKのキーパーソン 榎本凛

※本編を見てない人は飛ばしてもおkです。

キャプチャ
榎本凛(10歳)夏紀のお笑いの師匠

凛の存在感が大きかったですね。特に凛が落ち込む夏紀に対して言った『いわゆる~うれしいか』のセリフ。作者の思いも込められていて、さらに凛自身の思いも含まれているのを感じて、色々と考えさせられました。

file15の凛からのメッセージは泣きました(´;ω;`)ウッ…。

2巻の帯の文字『あなたには笑って生きて欲しかった』。普通に考えれば舞に対しての言葉なのですが、私には師匠である凛への夏紀からの言葉の様にも感じられました。

そう思ったら、また涙が(´;ω;`)ウッ…。

NKJK 全2巻  吉沢緑時 感想&レビュー

お笑いという不慣れなジャンルに、舞のために真剣に取り組む夏紀。上手くいくこともあれば失敗したりします。時にはアクシデントが起こったりも。その姿が胸を打ったり、時にはクスッと笑わせてくれます。
ネタバレなので反転しますが、ラストシーンでお笑いのチェック印が増えていたのは、本当に感動しました

病院が舞台ということもあり、舞や凛(入院患者であり、夏紀のお笑いの師匠)を通じて入院の辛さ、孤独感も描き出されていました。

巻末には吉沢先生の献辞があります。こういう気持ちだからこそ、NKJKの作風はそうなったんだと納得し、胸が熱くなりました。というか、読んでる途中ですでに泣いてました。
NKJKの紹介記事がある、吉沢緑時先生のブログはこちら⇒吉沢緑時(はてなブログ)

NKJK全2巻ではありますが、映画やドラマと同じくらいボリュームと濃い内容になっています。その中で人を笑顔にすることの難しさや大切さ。笑いの力を描いた作品だと思います。

百合目的で購入しましたが、百合は全くありませんでした。友情パワーオンリーです。ひとつの作品として、NKJKは本当に素晴らしい漫画だったので感想を述べさせていただきました。

……。いつになく真剣で、ちょっと重い感じの感想になってますが、構えなくても大丈夫だからね!(今さら)

夏紀は舞を笑顔にできるのか?物語の結末が気になった方は、ぜひ本編で確認していただければ幸いです。

本日も閲覧いただき誠にありがとうございました(*´ω`*)
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