今回紹介させていただきますのは、スウィート&ビターなエピソードが読める短編集です。※レビューは3~5分あれば読めます。

スズラン手帖 著者・タカハシマコ (○Twitter) 一迅社
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スズラン手帖 (IDコミックス 百合姫コミックス)
絵はamazonのなか見!検索でチェックできます。


~忙しい人のためのすずらん手帖って、どんな本?~

・描き下ろしを含む全12話を収録。

・王道である女子高生同士~年の差百合から老女?まで、様々なジャンルのエピソードを楽しめます。

・百合=スウィートな作品が多いイメージですが、この作品はビターなエピソードも掲載されているのが特徴。


オススメ作品のタイトル&あらすじ&管理人の一言♪

『死刑台のエレベーターガール』

・女子高生のツバキは生涯で13番目に好きになった子を、運命の相手とすることを決意。それが男なら誰とでも付き合う?と噂の同級生の緑(♀)と知った、ツバキの友人白石(♀)は―。

好きな相手に告白をする気持ちを死刑台とエレベーターに例え、上手く再現したエピソード。絶妙なエンドにクスっとなります。

『茶の間の花』

・茶の間にて蕾(つぼみ)の姪である実子(じつこ)が「女の子が好きみたいと」告白する。母親である花枝はのほほんと受け流しますが、蕾は―。

蕾のセリフ「若く美しい女だけが恋をするんじゃないんです」。この言葉を体現したエンドには脱帽です。

『雪バラ、紅バラ』

・姉妹である雪子と紅子。同性に恋をする紅子を見守る、雪子の気持ちは年齢を重ねても変わらず―。

近くに感じられる姉妹という存在だから、本当に伝えたいことを伝えたい時には遥か彼方の遠い存在。百合道におけるビターなエピソードの中でも、最も切ないと管理人は思います。

※このエピソードに関する個人的考察(ネタ☆バレになるので反転して書いてあります)
管理人の考察では『本当は心の底では想い合っているけれど、姉妹であるためお互いに気持ちを伝えなかったEND』だったのかなと感じました。

学生時代の紅子の「好きな人を困らせたくない」の言葉を聞いた雪子の表情。大人になってから雪子が付き合ってる男の人がいると伝えた時の紅子の言動。紅子の結婚式でお互いに泣く所。年齢を重ねてからのシーンで紅子の手を握り返した時の表情。

以上から、実はそうなのではないかと思っています。


~管理人主観によるレビュー~

ビターなエピソードが本当に素晴らしいです。またキャラが年齢を重ねたキャラが登場しますが、それはそれでリアリティがあるのではと思います。スウィート&プリティ&ヤングが百合のジャスティスという方もいると思うので、好みが別れる作品でしょう。
 「若く美しい女だけが恋をするんじゃないんです」。作中のこのセリフに惹かれるものを感じた方にはオススメしたい一冊です。
本日も最後まで閲覧いただき誠にありがとうございました(*´ω`*)
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