今回紹介するのは人気の著者の趣味のキャラが多く出演する(あとがきより)短編集を紹介します。※この記事は5分あれば読めます。

初恋構造式 著者・天野しゅにんた (○twitter) 一迅社
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初恋構造式 (百合姫コミックス)

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初恋構造式は短編6本、postcript(あとがき)で構成。

~短編タイトル・あらすじ&管理人の一言

『大人の女は無理をしない』

・OL×OL。あるきっかけから、同僚の『恭歌(きょうか)』に片思いする『杏(あん)』。今度こそは想いを伝えると決心して―。

好きな人に気持ちを伝えるために、頑張る杏の姿が可愛い。

『夢見る夜明け』

・OL×OL。同僚の部屋で女子会をした『チカ』。みんなが寝静まった頃に、変な夢を見て起きる。自分が寝ぼけて触っていた先には、同僚『まりや』の胸があり―。

ちょっとエロリーでなので、人によっては好き嫌いが別れるかも。オチは好き。

『セルフレームの向こう側』

・化粧に興味の無い薬剤師×化粧品会社の営業レディー。営業先の薬剤師である『宇野やえ』に恋する『宮前鐘子(みやまえ しょうこ?)』。鐘子はおしゃれをする楽しさを知ってもらうために、企画するのですが―。

美形だけれど、恋愛ごとに不慣れな宇野さんが可愛い。こんな薬剤師がいたら、その店に通う。
この短編の中で1番好きな作品。

『BACK SHOT』

・女子高生×女子高生。夏休みの補講を受ける小笠原永麻(おがさわら えま)は、前の席にいる朝倉華苗(あさくら かなえ)の透けブラが気になりだして―。

可愛いエピソードなので、こっちが赤面しました。

『さんまんえんではかえません』

・女子高生×女子高生。お金を払えばやれると噂の少女『水谷 紗瑛子(みずたに さえこ)』の元に、同性である『高橋みちか』が現れます。2人は週末に会う約束をするのですが―。

真っ直ぐな『みちか』に心を揺さぶられて、少しずつ変化する紗瑛子の心境と縮まっていく距離感がGood。少しエロリーな描写があります。
この短編の中で2番目に好きな作品。

『初恋構造式』

薬剤師×友達の子ども(小学生)。学生時代に片思いの相手『みさき』が妊娠。それにより失恋した『万希(まき)』は、お腹の子どもが私を好きになればいいと思ってしまう。それは呪い?となって現実になる―。

こんな呪い?もあり。年の差ものはいいですね♪

『postcript』

各エピソードのアフターや補足があります♪

天野しゅにんた先生といえば、あやめ14も人気の作品。


~管理人の主観によるレビュー~

 
あらすじで記述させていただいた通り、色々なカップリングが楽しめる一冊。作品のタイトルに『初恋』とある様に、各キャラクターが相手(お互いに)感じた初めての気持ち。それぞれの『初恋』を初々しくも丁寧に、エピソードによってはアダルトに描いた作品となってます。そのため、若干好みは別れる作品になるかと思います。

各エピソードがどのような初恋で、どんな始まり(結末)を迎えたか興味の湧いた方はぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

本日も最後まで閲覧いただき誠にありがとうございました(*´ω`*)
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