大寒波の影響で管理人のプライべートが色々と大変ですが、本日もレビューしていきましょうね。本日のレビューは漫画家とその担当を中心としたストーリーの百合短編です。

レンアイマンガ 著者・コダマナオコ (○twitter) 一迅社
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レンアイマンガ 新装版 (IDコミックス 百合姫コミックス)
絵はamazonのなか見!検索でチェックできます。

レンアイマンガは本編が7.5話。描き下ろしが1話で構成されています。

~忙しい人のためのレンアイマンガって、どんな本?~

・初めてファンレターを送るほど憧れていた漫画家『黒井律(くろい りつ)』の担当なった『羽田(はだ)・ハルカ』は気合を入れて挨拶に向かう。

・しかし、自分を変えてくれた素敵な作品を生み出した黒井律の現実の姿は、オシャレに無頓着の引き籠りで暗い感じのキャラだった。

・理想とのギャップにガッカリするハルカだが、律の担当を続けていく内にその気持ちは消えていき―。

~メインキャラクターの2人・似た過去を持つハルカと律~

『羽田ハルカ』

・オシャレで流行りにも詳しい、今時の女の子。仕事熱心で料理が得意。
しかし、そうなれたのは過去にいじめられており、律の漫画に出会って変われたからという背景がある。最初のほうで律に辛く当たってしまうのも、過去の自分を重ねているからだと思われる。

『黒井律』

・ハルカとは正反対の外見と中身。引っ込み思案で引き籠りの上、オシャレには無頓着。漫画に関することだと人が変わる。好きな食べ物はよっちゃんスルメとたこ焼き太郎。おそらくメシマズ。漫画が行き詰まるとゲームで気分転換する。
律もハルカと同じくいじめられていた過去があり、自分の想いを表現できる漫画に打ち込みデビューする。

本編の1シーン。ハルカを呼び止める律。
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~管理人の主観によるレビュー~

作家とその担当という王道になりがちな設定ですが、だがそれがいいです。お互いを知る度に近づいたり、時には離れそうになる2人の心理描写と、それを強調するところの魅せ方(コマ割り?)が上手く素敵な作品でした。
イチャイチャ度は低めなので、そういうのが見たい方にはちょっと物足りないかもしれません。

管理人的には、できればヒロインのどちらかがシンデレラバストのほうが良かったかなと。対照的な2人が惹かれる物語なら、そこも対照的なほうが良いというどうでもいい希望というか願望。バストなんて脂肪です。男の人にはそれがわらんのですよ
あと、キャラ紹介で割愛しましたが編集長が最高に素敵な大人女子です。どこに行けば、こういう編集長の元で働けるのでしょうか。


対照的な2人が惹かれ合うまでのドキドキ、ハラハラ。そしてほんのりな百合を楽しみたいという方にはオススメの一冊です。

本日も最後まで閲覧いただき誠にありがとうございました(*´ω`*)
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